Keikoさん(50代)簡単な会話には困らなくなりました。⇒ 卒業
(以下はビデオの内容を分かりやすく書き起こしたものになります。)
なぜ英語を勉強しようと思ったのですか?
もしきっかけとかあれば具体的に教えてください。
Keiko:はい、十年以上前に働いていたドラッグストアの薬剤師さんが英語の流暢な方で、お客さんに英語で接客をしてらして、その姿がとてもかっこいいと思いました。
非常にたくさんの外国人の方が来られるお店だったんですけど、私はもう単語しか分からなくて、もう限界を感じて、「ああいう風になりたいな」と思った憧れが一番最初です。
Yasu:ケイコさんのおっしゃってた原体験というものですね。今おそらく、若手から見たら、ケイコさんがそういう風に見えるはずなんですよ。
Keiko:そういう風に見えている人もいるみたいです。本当に恥ずかしいんですけど。そのまま本当のことを知らないままでいてください、と思います(笑)
英語を勉強しようと思って最初にどんな行動をとりましたか?
できれば具体的に教えてください。
Keiko:まず単語を覚えようと思って、ネットにある日常会話の英単語3000みたいなものを自分で800ぐらいまでやったりとか、NHKの基礎講座をテキストを買わずに何となく聞いたりとかしてたんです。
だけど、やはり自分でやるって限界があって、ただ聞いているだけだったり、覚えたはずの単語が頭に入っていかなかったりで、そんな感じで何年か過ごしていました。
カーディムを選ぶとき、他の英会話学校と比べましたか?
比べたとしたらどの学校と比べられましたか?
Keiko:ちょうどその時の同僚がxxxに通っていたので、近くにあるxxxの教室に体験に行きました。それからカフェでよくネイティブと英会話レッスンをしてるのを見掛けるので、体験に2度ほど行きました。
でも、全然お話にならなくて、まぁ、散々な結果でした(笑)
なぜ最終的にカーディムを選ばれましたか?
Keiko:そんなことで限界を感じて、スクールに行ってもどうしようもないと思って困っていた時に、カーディムさんのブログを見る機会があったんです。そこで私みたいに英語を勉強したいんだけども、うまくいかなくて困っている人の気持ちに寄り添ったアドバイスやブログを読んだんです。そこで、どうしたらいいか、っていうのをすごくシステマティックに説明されているところにビビッと来て、ちょっと思い切って行ってみようと思いました。
それに、レベルチェックテストがあるということも、安心材料の一つでした。
他の大抵のスクールがレベルチェックと言いながら、外国人講師がいろんな質問をしてきて、訳が分かんないまま終わって、「この辺のクラスですね」って振り分けられるんです。それで「いや、あの、そんなにできないんです。外国人の先生が言ってることは何も分からないです!」ってすごく不安になるんです。でもその不安を伝えても営業スマイルで「大丈夫です。みんなそうやってうまくなります。私もそうでした。」って言われてしまうんです。でも、なんか全然ピンと来なくて。
自分の英語力をちゃんと分かってくれて、寄り添ってくれる学校を探したいと思ってこちらにきました。
Yasu:私のブログをお読みいただいたとは、今初めてお聞きしました(笑)
Keiko:そうですか。すごく読みました(笑)
カーディムでは他校と異なって、日本人講師による英作文中心の授業をしております。いかがでしたか?
Keiko:入学当初は提示される日本語の文章がほとんど英語にできなくて、自分の英語力の無さに打ちのめされてたんですけど、それを毎回きちんと文法を説明していただいて、そのつど理解を深めていくことができたように思います。それはやっぱり日本人の先生でなければできないことだな、と今思っています。
日本語の文章を見て英文を考える授業って、英語で話をするときのプロセスと似ていて、凄く有用なトレーニングだったなぁ、と思っています。
カーディムでは授業や宿題以外に英語コーチングスクールのように、個人個人に合わせた家庭学習のアドバイスもしております。いかがでしたか?
Keiko:そうですね、通り一遍のアドバイスじゃなくて、日頃から授業の様子や家庭学習の報告や何かで把握して頂いいてのアドバイスなので、ちゃんと状況を分かってくれて、その都度必要なことを提示してくれているように思いました。
定期的に英検での進捗確認もありますし、不足しているところをスキルに応じて非常に適切なアドバイスを頂いていたと思います。なのですごく安心して迷子にならないで勉強を進めていくことができたと思います。
カーディムで英語を勉強してきて、その効果を感じることがありましたか?
もし具体的なエピソードがあればいくつか教えてください。
Keiko:はい。入学前は外国人の方が話しかけてきても、最初の I とか You しか分からなくて、職場では殆ど役に立たなかったんですけど、それが今はほぼ困らなくなりました。それに、英文のコラムとか簡単な記事とかも読めるようになったりして、楽しめることが増えました。
少しずつできるようになっていったっていう感覚じゃなくて、ずっとできなくて、できなくて、停滞したのがある日突然「あ、できるようになってる!」っていうことの積み重ねで、やっとなんか今ここまで歩いてこれたように思います。
Yasu:Keikoさんはずっと努力されてましたからね。ある日ブレイクスルーってやってくるんですよ。
Keiko:「あれ、できるようになってる!」っていう瞬間が、たまに、たまにです(笑)
Yasu:今後そういう機会がどんどん増えていくと思います。
Keiko:そうですか。楽しみです。
Yasu:最近、他の部署でも外国人の方がいらっしゃると呼び出しがかかるという噂を聞きましたけど。
Keiko:そうなんです。私たちの売り場なんですけど、外国人のお客さんが来るんですね。それで「英語が分かる方いますか?」って他の部署の方から時々言われるんですね。行くと大体、外国人のお客さんがいて、「すいません、この人、国に帰るのいつか聞いてもらえますか?」とか、「これは絶対に開けちゃダメって言ってもらえますか?」とか、そういうやりとりのお手伝いをしています(笑)
Yasu:いいですね。職場で英語の便利屋さんになってますよね。
Keiko:そうですね。他の仕事をちょっと放っておいて「は~い💗、は~い💗」って、喜んで行ってます(笑)
Yasu:いやそれ、すごくいいことなんですよね。職場で一番英語ができる人って、英語の仕事がどんどん集中してくるので、英語力が伸びていくんですよね。
Keiko:伸びますかね。なんかちょっと楽しいです。
Yasu:そうだと思います。恐らく今一番楽しい時じゃないかな。しばらくこの日々が続きますので。
Keiko:で、壁があるんですね、この先に?
Yasu:ふふふ。もっと英語力を上げようと思った時に、やっぱりそこで行き詰まり感を感じます。でも暫くこの楽しい日々が続きますのでご安心ください(笑)
カーディムで特に良かったと思う点があれば教えてください。
Keiko:はい、とにかく手厚いです。家庭学習用のシャドーイングのような教材を、わざわざそのためだけに作ってくださったりとか、貸し出しリスト以外の本も「今こういう本を読んだ方がいいよ」って貸してくださったりとか。あと、英文法の質問には時間を惜しまず本当に付き合ってくださいました。(Yasu談:Keikoさんは他の方が気にしないような英文法の深い質問が本当に多かったです。笑)
特にLINEの自習室は日々のやったことを報告して、何かちょっと違ってるなって先生が思ったら、その都度適切なアドバイスをくださるので、すごく安心して勉強できました。(Yasu談:カーディムでは生徒さん個人個人に「LINE自習室」をやっていて、勉強報告や英語の質問ができるようになっています。)
また改善してほしい点があれば教えてください。
Keiko:改善すべき点は特に見当たらないですけど、設備面ぐらいでしょうか(笑)
Yasu:具体的におっしゃっていただいて大丈夫です。
Keiko:階段とかお手洗いとか。
Yasu:あ~、そうですね。池袋校は古いですからね。申し訳ございません(笑)
Keiko:そのくらいしか思い当たらないです。
Yasu:ありがとうございます。もっと色々と出てくるかなと思ってドキドキしてたんですけどね(笑)
Keiko:ないです(笑)
カーディムで思い出に残るエピソードが特にあれば教えてください。
Keiko:やっぱりLINEの自習室ですね。先生のコメントがいつも励みになったし、忙しくて滞ってると、なんかすごい絶妙なタイミングで「頑張ってますね!」って来るんです。それで「これで終わってはいけない!すいません、頑張ります!」みたいになります(笑)。その何ていうんでしょう、「焦らずゆっくりやりましょうね」って言ってくださったり、背中をぐっと押してくださったりするタイミングが非常に絶妙で、時には優しく、時には非常に厳しく背中を押してもらいました。そして、あとXXXXで、XXXXしてくれて、そのときにヤス先生かミカ先生が「カーディムは本当に頑張ってる生徒さんは全力で応援します」って言ってくださって、本当に感動しました。本当にその言葉に寸分の偽りもなく、全力でそれを実践している学校だなと思いました。それがもう本当に私の一番の思い出です。
Yasu:ありがとうございます。もう聞いててなんか私、涙が出てきそうになってしまいました(笑)
Keiko:私も何か思い出したら涙が出てきそうになってしまいました(笑)
Yasu:それでは体験談はここまでになります。どうもありがとうございました。
講師 Yasu のコメント
この方は本当に努力家で、毎日きちんと英語の勉強をしてはLINEで勉強内容を報告してくれていました。それに講師のアドバイスをいつも素直に聞いてくれました。授業では英作文を毎回しっかりと作り上げるし、宿題もきちんとされていましたので、目に見えて上達していました。ですから、特に問題がなければこの方は遠からず英語を話せるようになるだろうと、ずっと思っていました。
ところが問題は起こるものです。
Keikoさんの場合、勉強熱心さが災いして、一般の英文法書にも載ってない細かいところが気になって悩み続けることが時々ありました。短期間で英語が話せるようになる方の特徴に「英文法は勉強するけど、細かすぎるところは気にしない」というのがあります。
ですので「あまり気にしない方がいいですよ」とアドバイスするものの、気になるものは仕方がありません。理系気質なのでしょうね。私も理系気質なのでよくわかります。ですから、その度に詳しめの説明をさせていただきました。
そして卒業数ヶ月前にもう一つの問題が起こりました。
オンライン英会話の失敗です。
Keikoさんの場合は、すでに多少複雑な文でも瞬時に作り上げるだけの英作文能力を獲得していました。
一方で家庭学習ではリスニングも鍛えておりました。ですから会話を行うだけの基礎能力はすでに備えていたのです。
しかし、オンライン英会話の使い方を間違えてしまったのです。そのためオンライン英会話に苦手意識を持ってしまい、カーディム卒業後は週1でネイティブのグループレッスンを受けると言い出されたのです。
この話を聞いた私は焦りました。
英語が話せるようになるには、最後は英語を話す環境に入らなければなりません。そして今の日本ではオンライン英会話をほぼ毎日行うのが物理的にも金銭的にも最も現実的です。しかし一方で、これは慣れるまで非常に大きな精神的ストレスがかかるのです。実際、英語の勉強を長年してきた方が、ここで挫折するのをたくさん見てきました。
そして週1のグループレッスンでKeikoさんが今後、数年以内に英語を話せるようになる可能性はかなり低いと思われました。練習量が少なすぎるからです。ですから、オンライン英会話で負担を極力軽減する受け方を説明し、かなり強く説得して、ほぼ毎日オンライン英会話を受けていただきました。
Keikoさんは今まで長年頑張ってきて、あと少しで英語を話せるところまで来ていました。ですから、最後の最後で失敗して欲しくないので私も必死でした。
そして2ヶ月経って本人から「オンライン英会話、楽しくなってきました!」というLINEの書き込みがありました。それで私も、もう卒業しても大丈夫だと安心できたのです。
今後Keikoさんには楽しい英会話ライフが待っていることでしょう。
ご本人の努力が報われたことは、私たち講師にとっても喜ばしいことです。
Keikoさん、卒業本当におめでとうございます!
今後も英語を楽しんで、さらなる上達を目指してください。
Yasu