英語は論理的な言語って言うけど納得できない件について

英語を勉強していた昔、英語は論理的な言語って聞いていて、そういうもんだと思っていました。でも今は全くそんなこと思いません。英語の文法体系の変則さにいつも面食らいます。なんていい加減な言語だろうと、最近は更に思うのです。

実は今日も生徒さんに「英語は論理的な言語なんですよね?」と言われました。なので速攻でそうでない根拠を幾つも並べて、否定しました。笑。

英語が論理的な言語だと聞かされると、さも英語は知的な言語のように思えて、そんな知的な英語を話せるようにならない自分は愚かである、と思えてしまいます。昔の自分もそうでした。

今は違います。間違えて落ち込んでいる生徒さんに向かっていつもこう言います。「あなたが悪いんじゃありません。英語が悪いんです。あなたは悪くありません。」そう言うと生徒さんは笑ってくれます。笑

例えば、日本人の苦手な、Are you と Do you の使い分けですが、基準がいい加減すぎます。こんなの出来なくて当たり前です。昔、これを間違える度に落ち込んで、自分はなんて愚かなんだろう、と思ったものです。同じように間違えて落ち込んでいる方がいると思いますので説明します。

次の2つの文を見てください。

1) He is in Tokyo.
2) He lives in Tokyo.

1は、彼は東京にいます。2は、彼は東京に住んでいます。

東京にいるも、東京に住んでいるも、そんなに意味は変わりません。だから1と2も、is と lives で単語が微妙に違うだけなのです。

それにも関わらず、疑問文にすると

1) Is he in Tokyo?
2) Does He live in Tokyo?

と、大きく形は変わります。本来、英語は動詞を主語の前に移動させて疑問文を作るのです。だから1が、英語本来の疑問文の形なのです。

ところが2は突然、助動詞の Does が主語の前に登場します。今までどこに隠れていたのでしょうか。笑

これも本来であれば、Lives he in Tokyo? となるべきなのです。実際昔は、このような形になっていたようです。ところが、ある時代から、Do や Does が使われる様になります。

理由は定かでもないし、どんな経緯があったのかもまだよく分かってないようです。何はともあれ、 be動詞以外の動詞では疑問文の作り方が変わってしまったのです。

子供の頃からこんな変則的な文法になれたネイティブならいざ知らず、新しくこの言葉を学ぼうとする外国人、特に大きく言語構造が異なる日本語を母国語とする日本人にとっては、混乱しない訳がないのです。

だから英語は論理的な言語と言うけれども、言語構造が論理的なのではなく、単に我々が、論理的に書かれた英語の文章を目にしているだけなのです。英語そのものは別に、論理的ではありません。